若獅子会
チャンネル開設日 June 3, 2016
概要
若獅子会(わかじしかい) WAKAZISHI-KAI 邦楽囃子方 若手邦楽囃子方が流派を越えて集まり、2006年若獅子会を結成した。 当初は古典の勉強研究が中心であり年一回の演奏会を行ってきたが、2011年の第五回演奏会より創作曲の発表も行う。 「若獅子会」という名は、伝統の継承と創造の両面において多くの活動をしていた、人間国宝 故寶山左衛門が命名した。 同世代の囃子方が集まり切磋琢磨しながらお互いの芸を高め、古典芸能である邦楽を学び次代に伝統を伝える事を使命としながらも、現在、そしてこれからの時代に向けての新しい囃子の形を模索し、素晴らしい日本の文化を少しでも多くの方に感じていただきたいとの思いを持って活動している。 若獅子会の創作曲は邦楽囃子の伝統的な手法を踏まえた上で、普段は伴奏楽器である囃子のみでどのような表現ができるのかを考えを追求し、古典芸能の素晴らしさを損なうことなく、普段邦楽に触れる機会の無い方にも楽しめるような楽曲作りを心がけている。 また会のメンバーは全員古典曲の伝統を受け継ぎ研鑽してきた演奏家であり、若獅子会の九人でなくては実現できない密度の濃い創作曲となっている。 代表曲は「若獅子I」「若獅子Ⅱ」「渦潮」など。 幅広い層に向けて邦楽囃子の魅力を伝えていきたいとの思いから、2013年よりライブハウスでの公演も行う。 創作曲を収録したCD、「若獅子」「若獅子II」をリリース(いずれも私家版) 受賞歴 創作囃子曲「若獅子Ⅰ」が「中島勝祐創作賞」受賞 若獅子会として、第9回「創造する伝統賞」受賞 若獅子会会員(五十音順) 堅田喜三郎、藤舎呂凰、福原貴三郎、福原鶴之助、福原百貴、福原百之助、鳳聲晴久、望月左太寿郎、望月正浩
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